Drupalcon Nara、MTDDC Tohoku 2025などDrupalイベント


早いもので、コロナ禍から5年が経過(ブログ執筆時は2025.7.29)したそうです。コロナ禍以降、ITのイベントはほとんどがオンライン開催に変わり、以前のようなオフラインのイベントがほぼ無くなってしまいました。
とても寂しいなと思う中、少しずつオフラインイベントが増えて来ているように感じます。
直近で参加させていただいたイベントとしてMTDDC Tohoku 2025にDrupalのブース出展及び、登壇させていただいたレポートと、国際イベントDrupalcon Naraで弊社エンジニアが登壇しますので、そのご紹介です。
MTDDC Tohoku 2025
今回のMTDDCは、Movable Typeだけでなく国産CMSのa-blog CMS 、Baser CMS、Kurokoや、世界で利用されているWordPress、Drupal、Concrete CMSなど様々なCMSが、それぞれの特徴について話をする回でした。
私(阿部)は、Drupalについて話をさせていただきました。
当日使いましたスライドは下記より閲覧ください。
登壇内容
登壇内容は、Drupalがなぜ世界で利用されているのか、Drupalがアンマッチなサイトは何かについて話をさせていただきました。
1. Drupalの世界的な普及状況について
- CMSのシェア率は1.1%と少ないが、Fortune500の56%、政府サイト41%がDrupalを採用
- NASAが全てのコンテンツをDrupalに集約する計画もあり
2. Drupalが使われている理由
- 堅牢なセキュリティ
- 高トラフィック対応
- 多言語対応
- 複雑なアクセスコントロール
- CI/CD環境
3. Drupalが使われない理由
- シンプルで小規模なサイト
- ECサイト
Drupalが採用されるサイトは、多言語で大規模サイトが多いです。逆にアンマッチなサイトは、シンプルなサイトや、ECサイトが合いません。
イベントの様子





オフラインイベントって学びもありつつ、新しい出会いもあって良いですよね。オンラインイベントも良いですが、オフラインイベントも増えてくれると良いなと思いました。
運営していただいたMTDDCのスタッフ及び、協賛企業の皆様ほんとうにありがとうございました。
Drupalcon Naraとは
続いて、Drupalconについてです。
Drupalconとは、Drupalに関した国際的なイベントで、世界各地で年に数回開催されます。
今回、日本の奈良で初めて開催され、世界中から数千人の参加者が見込まれています。
https://events.drupal.org/nara2025
タイムスケジュール
イベントは2日間(2025年11月17、18日)で開催されます。
タイムスケジュールおよび、発表内容が公開されました。
https://events.drupal.org/nara2025/schedule
モチヤからは2名のエンジニアが登壇し、3セッションを担当させていただきます。
Day2 13:00 ~
DrupalとAIデータの管理について
Day2 16:15 ~
DrupとAIの活用について
Day2 16:15 ~
Coreに組み込まれているタクソノミーについて
昨今オフラインイベントが増えてきており、嬉しい限りです。Drupalcon Naraは、私(阿部)もイベントに参加させていただきますので、お近くのかたどうぞよろしくお願いいたします。

阿部 正幸/ 代表取締役
Drupal歴15年、ウェブマーケティング、インフラ構築、AP開発が守備範囲です。
キャッチボール、筋トレ、日本酒、ウイスキーが好きです。天気の良い日に、誰かキャッチボールして、立呑に付き合ってください。
好きなDrupalモジュールはIMCEです。