Drupal8 WYSIWYGエディターでソースコード(code)を入力するための機能追加方法

阿部 正幸
アイキャッチ画像

Drupal8から、コアにWYSIWYGエディターが同梱されました。このWYSIWYGエディター(CKEditor)に、下記のようなソースコード入力用機能を追加します。

require_once 'Zend/Uri/Http.php';

namespace Location\Web;

interface Factory
{
    static function _factory();
}

構築手順

ソースコードの入力機能は、CKEditorのCodeSnippet機能を使います。

  1. Drupalのモジュール、CodeSnippetをダウンロードし、「/modules」に設置します。

    https://www.drupal.org/project/codesnippet
     
  2. CKEditorのサイトにアクセスし、CodeSnippetをダウンロードし、「/libraries」に設置してください。

    CodeSnippetのバージョンは、4.11.4をご利用ください。最新版を利用するとエラーが出力され使うことができません。
    (2019年7月18日現在)
    CodeSnippetのバージョン4.11.4を選択した画面

     
  3. 2つのライブラリを有効にし、Drupalの管理画面から、CKEditor CodeSnippetを有効にします。


     
  4. 「環境設定 > テキストフォーマットとエディター」に進み、「フルHTML」など、CodeSnippetを利用する、テキストフォーマットを設定します。
     
  5. 利用可能なボタンから、アクティブツールバーに、CodeSnippetのボタンをドラックアンドドロップし、「構成を保存」をクリックします。
    アクティブツールバーにCodeSnippetのボタンを移動した画面

 

以上で、設定は完了です。

入力した、フロントページなどの閲覧ページにソースコードの色付けを行う場合は、別途利用しているテーマにCodeSnippetのスタイル(css )読み込みが必要です。

CSSファイルは、ダウンロードしたCodeSnippetフォルダの「lib/highlight/styles」に格納されています。

阿部 正幸/ 代表取締役

Drupal歴15年、ウェブマーケティング、インフラ構築、AP開発が守備範囲です。
キャッチボールと日本酒が好きです。天気の良い日に、誰かキャッチボールして、立呑に付き合ってください。
好きなDrupalモジュールはIMCEです。

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