Flagモジュールのカスタマイズ方法
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この記事は、「お気に入り」を簡単に実装できる ~ Flag モジュール」の後編記事です。前編も合わせてお読みください。
前回のおさらい
前回はFlagモジュールを使い、お気に入り登録できる機能を追加しました。
今回はFlagモジュールのカスタマイズ方法をご紹介いたします。
Flagモジュールカスタマイズ
Flag 自体のカスタマイズは、管理 > サイト構築 > Flags から行えます。
今回 Flag Bookmark モジュールをインストールしたのでデフォルトの Bookmark というフラグが定義されていますが、別のフラグ定義をここからいくつでも追加して設定することが出来ます。
Bookmark の「編集」をクリックして、詳細設定をみてみましょう。
フラグ「Bookmark」の設定画面です。Scope でフラグが Personal か Global かを選択できます。Personal を選択するとユーザーごとのフラグ、Global を選択すると全てのユーザーに共通のフラグが実装出来ます。今回の「お気に入り」は Personal の選択になります。
「メッセージ」のところでは、Flag リンクで使用される「Bookmark this」といった文言を編集できます。もちろん日本語も設定可能です。HTML も使用できるので、テキストリンクではなくボタンのように見せることもできます。
「FLAG ACCESS」の、Flaggable types で、このフラグ(Bookmark)機能を実装するコンテンツタイプを設定できます。今回は記事(Article)コンテンツタイプに実装。
「ディスプレイオプション」で、フラグウィジェットの出力方法、表示タイプなどを設定できます。「Display link as field」を選択しておくと、上で説明したようにコンテンツタイプの表示管理の画面から配置を設定できます。
リンクタイプで、ウィジェットタイプを設定できます。デフォルトの Ajax link のほか、ノーマルリンクや確認フォームを挟むことも可能です。
※確認用のモーダルウィンドウを挟むとこのようになります。
このように、Flag モジュールは非常にカスタマイズ性が高く、管理画面からの設定だけで多くの要件を満たすことが可能です。「お気に入り」機能だけでなく、使い方次第で様々な応用も出来そうです。是非うまく活用していきたいですね。
※ Flag モジュールは2019年5月現在まだ安定版ではないので多少うまく動作していない部分があります。
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阿部 正幸/ 代表取締役
Drupal歴15年、ウェブマーケティング、インフラ構築、AP開発が守備範囲です。
キャッチボールと日本酒が好きです。天気の良い日に、誰かキャッチボールして、立呑に付き合ってください。
好きなDrupalモジュールはIMCEです。
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