新人エンジニアがDrupalCamp Tokyo 2026に参加して感じたこと

宇都宮 大輝
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初めまして!宇都宮と申します。
バックエンドエンジニアとして入社して2ヶ月が経ち、現在はDrupalを用いたWeb開発を学んでいます。

今回、「DrupalCamp Tokyo 2026」に参加する機会をいただき、初めてコミュニティイベントに参加してきました。
本記事では入社2ヶ月の新人エンジニアの視点から、イベント全体の雰囲気や、印象に残ったセッション・学びについてレポートします。

概要

2026年6月27日(土)

  • 受付 9:30 〜
  • 開催 10:00 〜 18:00(12:00 〜 13:00 ランチ時間)
  • 懇親会 18:00 〜 19:30

公式ページ:https://www.drupal.jp/tokyo2026

DrupalCamp Tokyo 2026とは

DrupalCamp Tokyo 2026は、Drupalに興味のある人や、実際に仕事で利用している人たちが集まるコミュニティイベントです。

イベントでは、Drupalの最新情報や開発に関する技術的な内容だけでなく、実際の業務での活用事例やプロジェクトの進め方など、幅広いテーマのセッションが行われました。技術に詳しい人向けの内容だけではなく、これからDrupalを学び始める人でも理解しやすい発表も多く、初心者でも参加しやすい雰囲気が感じられました。

また、参加者同士が交流できる時間もあり、セッション以外でも多くの学びや交流の機会が用意されていました。

私自身も入社してまだ2ヶ月ですが、気負わずに参加でき、Drupalの知識だけでなく、コミュニティの魅力にも触れることができました。

印象に残ったセッション

今回参加したセッションの中で、最も印象に残ったのは、James Abrahams氏による「Drupal - The best CMS for your agents to use!」です。

このセッションでは、Drupal.orgがAIをどのように取り入れようとしているのかについて紹介されました。AIモジュールや「AI Best Practices」といった取り組みを通して、AIを活用しながらDrupalサイトをより効率的に構築できる環境づくりが進められていることを知り、Drupal.orgがAIをプロダクトの進化の一部として積極的に取り入れていることが強く印象に残りました。

また、Drupal CMSでは、インストーラーを起動して数クリックするだけで環境構築を行えるような仕組みや、WordPressからDrupalへの移行をよりスムーズにするための取り組みも紹介されていました。こうしたAIを活用した取り組みによってDrupalを導入しやすくし、より多くの人に利用してもらえる環境づくりを進めていることも印象的でした。

私にとっては、技術的な内容だけでなく、Drupal.orgやコミュニティが目指している方向性を知ることができたのも大きな収穫でした。今後はDrupalそのものを学ぶだけでなく、AIをどのように業務へ取り入れ、生産性を高めていけるかという視点も持ちながら、日々の開発に取り組んでいきたいと思います。

技術的に興味深かったセッション

技術的に興味深かったのは、
ジェネロ株式会社 鈴木仁美氏の「DistributionからSite Templateへ 〜 Kamihaya CMS開発から考えるDrupal再利用アーキテクチャ 〜」というセッションでした。

これまでディストリビューションを利用して共通化を進めた事例では、さまざまなプロジェクトに対応しようとした結果、機能を詰め込みすぎてしまい、インストール処理の複雑化やメンテナンスコストの増加といった課題があったそうです。また、アップデートの影響を受けると、共通テンプレートを利用しているすべてのサイトで対応が必要になるという課題も紹介されていました。

そうした課題を解決する方法として、「レシピ(Recipes)」を活用する考え方が紹介されていました。レシピは、必要な機能をレゴブロックのように組み合わせて利用できる仕組みで、プロジェクトごとに必要なものだけを柔軟に適用できます。これにより、共通化によるメリットを活かしながら、保守性や拡張性も両立できるという点が印象的でした。

セッションを聞きながら、社内で共通サイトパッケージを作成していることを思い出し、将来的にその業務に携わる機会があれば、このような考え方や仕組みに触れることになるのかもしれないと思い、興味を持って聞くことができました。また、「レシピ(Recipes)」という機能は今回初めて知りましたが、実際に自分でも触ってみたいと思うほど興味を持つことができたセッションでした。

社内ブログにて「レシピ(Recipes)」の使い方を紹介しているページがあるので気になる方はぜひこちらからご覧ください→「Drupalのレシピ機能(Recipes)でサイトの設定や機能を追加する方法

会場の雰囲気

会場には、Drupalに関わるさまざまな立場の方が参加しており、終始活気のある雰囲気でした。セッション中は皆さん熱心に耳を傾けており、発表後には登壇者へ質問をする姿も見られ、Drupalへの関心の高さを感じました。

一通りのセッションが終了した後には、約1時間30分の懇親会が開催されました。参加者同士や登壇者が交流できる場となっており、会場のあちこちでDrupalに関する情報交換や会話が行われていました。

私自身は初めての参加ということもあり少し緊張してしまい、積極的に交流することはできませんでした。しかし、さまざまな立場の方と直接話ができる貴重な機会だと感じたので、次回参加する際には自分から声をかけ、積極的に交流してコミュニティに馴染んでいきたいと思います。

まとめ

初めてのDrupalコミュニティイベントの参加でしたが、とても充実した一日になりました!

Drupalの技術的な話だけでなく、AIの 活用や設計・運用に関する考え方、Drupal.orgが目指している方向性など、業務にもつながる内容が多く、入社2か月の私でも興味を持って聞けるセッションがたくさんありました。

また今回のイベントを通して、これまで知らなかった便利なモジュールや新しい仕組みに触れることができ、「もっとDrupalを学びたい!」「早く実際に触りたい!」と思えるきっかけにもなりました。

次回参加する際には、今回よりもさらに多くのことを吸収できるよう、日々の業務や学習に取り組んでいきたいです。そして、いつかは登壇者として、自分の経験や学びを発表できるようになりたいと思います。

宇都宮 大輝/ バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアとして入社しました。 専門性を高めてチームに貢献できるエンジニアを目指しており、Drupal資格のTriple Certified取得を目標に日々勉強しています。 好物は、開発 / 睡眠 / サバと炒飯 / ジン(お酒)です。

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