【スクショあり】ahrefsの使い方!キーワードエクスプローラーで記事作成
じま
ahrefsは、SEO分析ツールといえば必ず名前があがるほど人気のツールです。
実際に使っている身として便利さに感激する一方、機能が多すぎてわからない、海外のツールで難しそう、などの理由から敬遠している方も見かけます。
確かに、ずらりと並んだメニューや画面は、最初の頃は威圧感を覚えるかもしれません。
しかし、使い方を覚えればこれほど便利なツールもなかなかありません。ahrefsには公式の解説ブログもあります。
一方でahrefs公式ブログは用語が多く、翻訳のクセもあります。慣れないうちは少しわかりにくく感じることもありました。
そこでahrefsの機能のうち、コンテンツ作成に重宝する「キーワードエクスプローラー」を解説します。
- SEOやマーケティングを始めたばかり(1-2年目くらい想定)の方が
- ahrefsの「キーワードエクスプローラー」を使って
- 狙えそうなキーワードを1つ決め、記事テーマを作る
以上をゴールに、スクリーンショットつきで使い方を解説していきます。
あなたの一助になれば幸いです。
目次
ahrefsとは
「ahrefs」は海外のSEO分析ツール。
「どうすれば検索されやすくなるか」をデータや数値をもとに判断するために役立ちます。
ahrefsには日本語版もあるため、英語が苦手でも安心です。公式解説ブログにも日本語翻訳版があります。
ただし、ツール内で使われる専門用語の解説はありません。
参照する際は、あらかじめ理解しておくか、すぐ調べられるようにしておくとよりスムーズです。
ahrefsには料金ごとに3種のプランがあります。プランによって使える機能が異なります。
一番安価なライトプランは、税込21,890円から使用できます。(2026年1月現在)
ahrefsの機能をいくつか紹介しておきます。
| 機能名 | 主な分析要素 | 何に役立つか |
|---|---|---|
| サイトエクスプローラー | ドメインパワー、被リンク数、 オーガニックトラフィックなど |
競合分析 |
| キーワードエクスプローラー | 検索ボリューム、上位をとる難易度など | コンテンツ作成 |
| サイト監査 | ページの表示速度、404エラーなど | 技術的問題の洗い出し |
| 競合の調査 | コンテンツギャップなど | 競合分析 |
ahrefsの機能のひとつ「キーワードエクスプローラー」をさらに解説していきます。
キーワードエクスプローラーでできること
主にコンテンツ作成で使う機能になります。
「キーワード」とある通り、キーワードそのものにまつわるSEO分析機能です。
「このキーワードで/どのキーワードでコンテンツを作成すべきか」を判断できます。
具体的には、キーワードエクスプローラーでは下記の要素を分析できます。
- 上位表示の難易度
- 検索ボリューム
- クリック数
- サジェストキーワード など
キーワードエクスプローラーの実際の画面はこちら。検索キーワードは「ahrefs」です。

キーワードエクスプローラーの簡単な使い方
ahrefsで各機能を使おうとしたものの、一部表記が英語で地味に困った覚えがあります。
キーワードエクスプローラーの使い方についてもスクリーンショットつきで書いておきます。
1.ahrefsログイン

2.「keyword explorer」選択
ダッシュボード上部メニューの「keyword explorer」を選択。

3.キーワード入力
キーワード入力画面。複数ある場合はカンマで区切ります。必要なら地域も変更。そして検索。

4.結果表示
分析結果が出ました。

分析結果の解説
ではahrefsキーワードエクスプローラーでの分析結果をもとに、内容等を検討してきましょう。
「ahrefs関連のキーワードでブログ記事を作成、できれば上位10位内をとること」を目標とします。
各分析の意味と内容をスクリーンショットつきで解説していきます。
キーワード難易度

検索上位10位以内に表示させる難易度を100点満点で評価した数値。数字が大きいほど難易度が高いです。
慣れない場合、まずは難易度0~10から狙うとよいでしょう。
条件次第では難易度11~30も候補に入ります。
今回の難易度は5。数字だけみると、簡単そうに見えます。
しかし、その下のテキストに注目してください。
「トップ10にランクインするためには、参照ドメインが~6必要です」とあります。
つまり、「参照ドメイン数をあと6つ増やせれば、難易度は100点中5点」と言われているようです。
被リンク数ならまだしも、参照ドメイン数を6つ増やすことが簡単なわけがない。
これはかみ砕いて言うなら、
「6つのサイトから最低1つずつリンクをはってもらえたら、上位10位に入るのは簡単ですよ」
と言われています。
被リンク数と参照ドメイン数のちがいは以下のようになります。
| 名称 | 説明 |
|---|---|
| 被リンク数 | ほかのサイトから自サイトへはられたリンク数 |
| 参照ドメイン数 | 自サイトへリンクをはったサイトの数 |
具体例をあげてみます。
あるサイトAからのリンクが3個、サイトBからのリンクが2個、サイトCからのリンクが0個
→被リンク数は5個(3+2)。参照ドメイン数は2個(サイトA、Bの2サイト)
あるサイトAからのリンクが2個、サイトBからのリンクが1個、サイトCからのリンクが1個
→被リンク数は4個(2+1+1)。参照ドメイン数は3個(サイトA、B、Cの3サイト)
このような計算方法となります。
同じ人に何度か支持されるよりも複数人に支持を得るほうが難しい。
サイトも同じで、だから被リンク数を増やすより参照ドメイン数を増やすほうが難しいのです。
一方で上位サイトの中には、参照ドメイン数がさほど多くないところもあります。それこそ1つだけのサイトも。
つまり、本当に参照ドメイン数を獲得できたなら、上位に躍り出る可能性はあります。
検索ボリューム

キーワードの月間平均検索回数。正確にはその推定値。
8.0Kなので8000です。まあまあありますね。
クリック数
検索結果ページで発生した平均クリック数。9.1Kなので9100です。
一般的に、固有名詞単体のキーワードは、情報収集を目的とした検索(「〇〇とは?」「〇〇のやり方」など。Knowクエリと言います)であることが多いです。
今のGoogle検索結果はAIの要約回答が表示されます。するとページを見ずとも疑問が解消されてしまいます。
その結果、こういった情報収集系の検索では、クリック数が検索ボリュームと比べて極端に少なく出ることがしばしばあります。
しかしahrefsはサービス名でもあります。
サービス加入を検討するユーザーが、内容確認や契約の意図をもってページをクリックすることも多いはず。
よって、クリック数は検索ボリュームより少ないどころか多い結果となっています。
CPC
Google広告での対象キーワードの推定平均入札価格。キーワードのビジネス的価値も判断できます。
今回の重要度は低め。0.9ドル。
トラフィックポテンシャル

順位1位をとった場合、関連キーワードをふくめた全キーワードからのオーガニックトラフィック合計見込み数。
18Kなので18,000です。
グローバル検索ボリューム

データ内のすべての国での検索ボリューム。
今回は日本にのみ向けた記事のため、重要度低めです。
キーワード候補

サジェストキーワードなど。キーワードと検索ボリュームを確認できます。
順位履歴

キーワードの検索順位履歴の推移。日々変動する検索順位の推移を確認できます。
SERP概要

キーワード検索結果と各上位サイトの数値。ドメインパワー、被リンク数、トラフィック数、などが確認できます。
キーワード検討
ここでは、前項目での分析結果をもとに、記事キーワードの選定をおこなっていきます。
方針確認
まずは目標のおさらい。
「ahrefs関連のキーワードでブログ記事を作成、できれば上位10位内をとること」です。
キーワードの選び方には何種類か方法があります。
基本は、
- 今のサイト状態で上位をねらえそうなキーワードを選び
- 地道に上位をとることでサイトの信頼性(ドメインパワー)を上げていく
という方法が正攻法となります。
最初から難しいキーワードを選んでも、競合が強すぎて、上位はなかなかとれません。
まずは、難易度の低いキーワードで上位をとっていき、Googleなどからのサイトの信頼性を高める。
やがて強い競合とも戦えるようになってきます。
ではその「上位が狙えそうなキーワード」はどのように選べばいいのか。
まずは以下の3要素から複合的に判断するとよいでしょう。
- 上位サイトの強さ:
相手との力の差はどれくらいか - キーワードの検索ボリューム:
需要はどれくらいあるか - キーワード難易度:
実現可能性はどれくらいか
次は各要素の検討方法を解説します。
上位サイトの強さ
SERP概要やサイトエクスプローラー機能などで、自サイトや検索結果上位サイトのドメインパワーを確認してみてください。
ahrefsでは「ドメインレーティング(DR)」と呼んでいます。

ランクの目安は以下のようになります。
| ドメインレーティング数値 | レベル | 評価 |
|---|---|---|
| 0-20 | 初心者 | まずはここから |
| 20-40 | 平均的 | まあまあ |
| 40-60 | 中堅 | 上位常連 |
| 60以上 | トップクラス | 大手レベル、どんなキーワードも上位がとれる |
自サイトのランクと上位サイトのランクはそれぞれいくつでしたか?
ほとんどの場合、上位サイトのほうがランクが上かと思います。
今回の上位サイトも中堅~トップクラスばかりです。
キーワードの検索ボリューム
検索ボリュームの数はユーザーの需要の数。多いほど需要が高く、より多くのユーザーを獲得できます。
したがって、検索ボリュームのあるキーワードは競合がねらいたがり、難易度があがる傾向にあります。
自サイトのドメインレーティングをもとに、太刀打ちできるレベルの検索ボリュームでキーワードを選ぶべきです。
検索ボリュームとレベルの目安は以下のようになります。
| 月間平均検索ボリューム | 呼称 | 上位表示の難易度 | 流入 | DR目安 |
|---|---|---|---|---|
| 100〜1,000以下 | スモールキーワード、 ロングテールキーワード |
簡単 | 少ない | 0-40 |
| 1,000〜1万 | ミドルキーワード | ふつう | そこそこ | 30-60 |
| 1万以上 | ビッグキーワード | 難しい | 多い | 50以上 |
ではキーワード候補から、コンテンツのテーマにするキーワードと検索ボリュームをリストアップします。
あわせて検討もしていきます。

| キーワード | 検索ボリューム | 考え |
|---|---|---|
| ahrefs | 8,000 | ボリューム多め 上位サイトのドメインレーティングが強すぎる |
| ahrefs 使い方 | 700 | ボリュームはちょうどよい 内容が似通って差がつけにくい |
| ahrefs 料金 | 450 | ボリュームはちょうどよい 公式を参照されそう |
| ahrefs 無料版 | 350 | ボリュームはちょうどよい 使ったことがない |
| ahrefs 無料 | 200 | ボリュームはちょうどよい 使ったことがない |
| ahrefsとは | 150 | ボリュームが少ない 単体よりも網羅性のひとつとして書くのがよさそう |
| ahrefs できること | 50 | ボリュームが少ない 機能が多すぎて書きにくい 労力とボリューム数が見合わなそう |
| ahrefs キーワードエクスプローラー 使い方 | 0-20 | ボリュームがなきに等しい いち機能がテーマなので書きやすい |
「ahrefs」
多くの競合が狙うキーワード。今のドメインパワーでは太刀打ちできない可能性が高いです。
「ahrefs 使い方」「ahrefsとは」
ボリュームがちょうどよい。
しかし上位サイトを確認してみると、どこも内容が似通って差がつけにくそうです。ドメインパワーでの戦いになりそう。
「ahrefs 料金」
ボリュームはよいです。
しかしまずは公式サイトで料金を確認するはず。
公式サイトの料金表記がわかりにくければ他サイトで確認を試みるかもしれませんが、ahrefsの料金表記は比較的わかりやすいほうです。
流入があまり見込めないかもしれません。
「ahrefs 無料版」「ahrefs 無料」
ボリュームはよいです。
しかし私は無料版を使用した経験がありません。使用を始めるところからになり、流入数と労力が見合わない可能性が高い。
できれば避けたいところです。
「ahrefs できること」
ボリュームは悪くありません。
しかしahrefsは多機能なため、どこまで紹介するか問題が出てきます。
仮に網羅性を重視してたくさん書いたとして、ボリューム数が少ないため、労力に見合った流入はなさそうです。
このキーワードもできれば避けたいところです。
「ahrefs キーワードエクスプローラー 使い方」
ボリュームは少なめ。
しかし、いち機能にテーマをしぼれるため書きやすい、というメリットはあります。
というわけで。
「ahrefs キーワードエクスプローラー 使い方」で観測気球的に記事を作成。
結果次第で「ahrefs 使い方」も作ってみることにします。
キーワード難易度

「ahrefs キーワードエクスプローラー 使い方」でキーワード分析。
検索ボリューム数が少なすぎるせいで、データがほとんど出ませんでした。
ボリュームが少ないほうが上位をとりやすい。とはいえ、少なければ少ないほど流入も少ない。
さすがにこのレベルになると作成しない選択も視野に入ります。
しかし今回は「試しに作る」が目的のため、とりあえず作ってみることにします。
少なくとも、上位表示が困難ということはないでしょう。おそらく。
「ahrefs 使い方」でも分析結果を確認したり、上位サイトを確認して構成や要素などを調査・整理したり。
記事構成を作成し、画像を用意したりテキストを執筆したりして、さらに作成を進めます。
まとめ
そしてできあがったのが、今読まれているブログ記事となります。
記事アップから1週間未満で4位に表示されました。やったね。

検索順位を決める要素は、コンテンツの内容だけではありません。
サイトドメインの強さ(ドメインパワー)、ユーザー体験、E-E-A-T、さまざまな要素が組み合わさった結果が検索順位に反映されます。
当たり前ですが、本気でSEOを行うなら、コンテンツを作るだけでは不十分。
検索順位は多数の要素を複合して決まるため、各要素の分析ツールが必要となります。
ahrefsが人気なのは、SEOの多様な要素をこれひとつでさまざまな角度から分析できるから、なのが大きいです。もちろん精度も高い。
ahrefsのキーワードエクスプローラー機能は、単にキーワードのボリュームを見るだけの機能ではありません。
競合の強さを複合的に判断し、勝てるキーワードを狙うためのツールです。
月額費もそこそこするahrefs、使い倒さなければ損。
あなたのahrefs使用のお役に立てたなら嬉しく思います。
じま / マーケター
マーケターとして入社しました。
SEOやコンテンツ、データアナリティングなどマーケティング業務をおこなっています。
美術鑑賞が好き。休日はたまに美術館や博物館へ出没します。


